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2012年08月13日

書評掲載:イモムシハンドブック/身近な妖怪ハンドブック[朝日小学生新聞]

2012年8月11日(土)刊行の朝日小学生新聞に、文一総合出版の「イモムシハンドブック」と「身近な妖怪ハンドブック」が紹介されました。

イモムシハンドブック
2012年8月11日(月) 朝日小学生新聞「ドキドキ書店へようこそ」本の「虫」と友達になろう
まずは表紙にびっくりぎょうてん! こんな形の生きものがいるの? と不思議でなりません。なんだか「ウルトラマン」にでも出てくる怪獣みたいです。でも、これらは全部、チョウやガの幼虫。ヒトよりもずっと長くこの地球に生きている生物です。
「気持ち悪い」ときらわれがちなイモムシですが、ページをめくっていくと、だんだん愛嬌のある顔に見えてきますよ。


身近な妖怪ハンドブック
2012年8月11日(月) 朝日小学生新聞「ドキドキ書店へようこそ」新刊ガイド
この本では百数十の妖怪たちにあえます。姿のイラストと、いたずらなどの習性も図鑑ふうに紹介。見上げるとどんどん大きくなる「見越し入道」、雨の夜に豆腐をのせたお盆を持って歩く「豆腐小僧」など。一般向けの本ですが、読めない漢字を飛ばしても、「ページをめくるお化け屋敷」の感覚で楽しめます。
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2010年07月21日

書評掲載:新 庭に鳥を呼ぶ本

趣味の園芸2010年8月号にて、新・庭に鳥を呼ぶ本が書評されました。



趣味の園芸 2010年8月号 しゅみえんインフォメーション
123ページ books:読み物

メジロやシジュウカラ、ヒヨドリ……庭やベランダに小鳥たちが可愛い姿を見せてくれると、それだけで幸せな気分になりそうです。どんな植物をどう植えれば鳥が来るのか、そんな庭づくりの基本をはじめ、巣箱やえさ台、水場のつくり方などを写真とイラストで紹介します。
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2010年07月01日

書評掲載:世界遺産をシカが喰う

月間『地理』55巻2010年6月号にて、世界遺産をシカが喰う シカと森の生態学が書評されました。



月間『地理』 55巻2010年6月号 55-7
127ページ

今日的な環境問題の場合、大元の事実・データにまで遡って考えるのは、相当手間のかかる作業となることが多い。また元データの質自体に問題があることも少なくない。このような状況の下、社会的決断を迫られたり、対応策を提案したりすることまでが求められる。この辺りが難しい。

今回紹介の本書は、シカの食害と森林との関係について、科学的調査分析の結果から、社会的対応策まで、幅広く関連の話題を取り上げている。編著ではあるものの、1冊の書籍としてもある程度のストーリー性があるので、読みやすく、章ごとの関連性もつかみ易い。分厚い本ではなく、むしろコンパクトなあ分量だが、内容は濃い。

構成は、大きく4部からなる。「第一部 日本のシカ問題とその背景」では、中心テーマと関わる問題意識が、日本列島全体を俯瞰しつつ、旧石器時代にまで遡る歴史的な側面まで含めて、概説的に語られている。「第二部 北海道のシカ問題と管理の考え方」では、調査データに基づく実態分析と、問題解決に向けた具体策について記述されている。つづく「第三部 大台ヶ原の現状から『森と人のつながり』を考える」では、地域住民の語りから、研究者による野外調査、あるいはシミュレーションによる将来予測まで、多様な視点から森と人とのつながりが語られている(見出しには大台ヶ原とあるが、より“人間臭い”奈良市の春日山原生林も取り上げられている)。「第四部 市民参加による森林再生の試み…屋久島からの報告」は、科学データの分析が中心を占めるものの、ヤクシカの駆除を通した地域住民の関係性についても取り上げられている。以上が、本論部分の概要であるが、やや長めの「はじめに」にも、ぜひ目を通すべきである。この種の研究のフレームワークをより良く理解することができるであろう。

本書は、環境問題に関して、自己満足的ではなく、他に足のついたしっかりとした勉強をしたい、そういう人にぜひお勧めしたい。そんな大上段に振りかぶるのは、という人は第三部第四章から目を通していただいても良い。一昔前の日本の山村の状況が、生き生きと語られている。論文スタイルの章ではないが、こういうところも本書の魅力である、お勧めします。(高田将志:奈良女子大学)
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書評掲載:イモムシハンドブック[ファウラ]

ファウラ、2010年夏号にて、イモムシハンドブックが書評されました。



ファウラ 2010年夏号(通巻28号:2010年6月15日発行)
ファウラブックレビュー:P075

子供の頃、庭のサンショウの木に毎年姿を見せるイモムシがいた。緑色で眼のような模様が何とも不気味で、しかも突っつこうものならオレンジ色の角を出して反り上がる。同じ経験をお持ちの方は多いだろう。夕飯の支度をしている母にサンショウの葉を取ってきてと言われると震えあがったものだ。
そのイモムシは最初のページに登場する。アゲハ(ナミアゲハ)というものらしい。1齢…4齢まで登場し、さらに角を出して反り上がった姿まで掲載されているのですぐわかった。
本書は100ページ全てイモムシの携帯型図鑑。身近に見られるイモムシ、チョウ類91種、ガ類135種の幼虫時代はもちろん、サナギや成虫の姿をカラー写真で詳しく紹介している。原寸大でイモムシの一覧を掲載しているページもあり、わかりやすい。(武内文乃)
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書評掲載:なぜ地球の生きものを守のか[ファウラ]

ファウラ、2010年夏号にて、エコロジー講座3 なぜ地球の生きものを守のかが書評されました。



ファウラ 2010年夏号(通巻28号:2010年6月15日発行)
ファウラブックレビュー:P074

なんで自然を保護しなきゃいけないのーーー? 面と向かってこう問われて、返す言葉に詰まった経験をお持ちの自然愛好家さんはけっこう多いんじゃないだろうか。登山したり、ネイチャー写真に凝ったり、図鑑のページに確認種のチェックを入れたり、外来種退治のボランティアに出かけたり、とにかくフィールドが好きだしアウトドアにいると気持ちいいから愛好しているわけで、改めて「なんで?」と聞かれても困ってしまう。自然を守ることは(自分にとっては)当たり前なんだけれど、それを目の前のこのニヒリストの彼や彼女にきっちり説教(?)してやれないのは、なかなかクヤシイものである。
本書は、まるでそんな人のために書かれた「虎の巻」のような本だ。大学ノートとほぼ同じという軽装ながら、「なんで?」の質問に対する模範解答がばっちりまとめられている。書き手は保全生物学の最前線で活躍中の生態学者たち。援軍としてこれ以上の布陣は望めない。専門用語が多用されていて、じつはかなり難解な記述もあるが、ちょっと背伸びしてこうしたテクニカルタームを読みこなしてこそ、あなたの理論武装も完成の域に近づくというものだ。なあに心配はご無用、多数の美しいネイチャーフォトが読者意欲をずっと刺激し続けてくれる。
「なんで?」にズバリ答える一文は、最後に出てくる(77ページ)。それは、あっけないほどシンプルな理由だ。本文で繰り広げられる小難しい理論も、そのシンプルな理由を脇から支える役目を果たしているに過ぎないーーーそう分かると、自然愛好家である自分にもりもり自信がわいてくる。(平田剛士)
posted by 文一WEB担 at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする